キハ183系の今後5年を推測
前回の続きですが、1981(昭和56年)~1983年(昭和58年)に新製された車両を今後5年で廃止してキハ261系に置き換えるようですが、どう変わって行くかを推測してみました。
あくまで個人的見解です。
前回書いた通り、新製から一番年月が経っている初期車を使用しているのは特急オホーツクです。
これを廃車にして、そのままキハ261系に置き換えられるかと言えばそうはならないでしょう。
キハ261系1000番台で運行中の特急スーパーとかち
JR北海道にとって今一番起きて欲しくないトラブルは特急北斗でのトラブルではないかと・・・
特急北斗で何かトラブルが発生すれば、報道機関は「平成25年に出火事故を起こした車両と同型車両」と言う言葉を付け加え報道します。
そして、北海道新幹線開業に伴う函館~札幌間の輸送力増強もあります。
なので、特急北斗からは早くN183系、NN183系を外したいはずです。当初の予定通り、今後新製されるキハ261系は、キハ183系で運行中の特急北斗の置き換えとなるのではと・・・
余剰となった函館運輸所のN183系、NN183系は、順次苗穂に配置換えし、廃車となる初期車に変わって特急オホーツクに充当されるのが妥当かと・・・
やはり特急北斗で使用されているキハ183系は、少なくともあと5年以上走ることになるのではないかと思います。
そもそも、高速走行することが出来ない石北本線にキハ261系は必要ないですし・・・
しかし、JR北海道も5年というのは厳しいという見方をしているようですが、実際問題、キハ261系昨年川崎重工業から新潟に鋼体の甲種輸送がありましたが、たったの4両、その車両もまだ納入されていません。
あと28両を5年で新製出来るのか?です。
5年も経てば、スーパー北斗で使用しているキハ281系も新製から28年となりますし、前回書いた通り、キハ40は昭和52年新製の車両がまだ走っています。更新しなければならない車両が山ほどあるJR北海道、大丈夫なのかな?
中長期的な計画を立てて行かないと大変なことになりそうですね。
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